宿舎入居学生、当事者団体を結成

公開日:2026/6/1

4月13日、学生生活課の窓口に集まり状況説明を求める学生ら(「撤回を求める会」提供)。

 2月28日、筑波大学の第1エリアの教室で「筑波大学学生宿舎寄宿料増額の撤回を求める会」の結成集会が開かれた。宿舎入居者を含む筑波大生数名と、弁護士を含む外部の支援者数名が現地・リモートで参加した。 突然の発表を受け、値上げ自体の拙速さ、違法性や意思決定プロセスの不透明性、値上げ発表後の説明会での高圧的な対応などが学生の怒りを買い、本会の結成に至った形となる。本会は、法的根拠に基づく大学当局への値上げ撤回を要求する団体交渉を申し入れる予定。この団体交渉が拒絶されたり決裂した場合、追って然るべき対応に出るという。 会議では、主催者一同による挨拶の後、①会議の議長・会の代表の選出、②会の規約承認、③団体交渉申入書等の承認が行われた。各議題の審議・質疑応答では活発な議論が交わされ、会の結成集会として有意義なものとなった。最後に、代表・弁護士などから今後の行動方針について説明があり、参加者一同が大学の不当な値上げに対抗していく姿勢で意思一致した。結成大会に参加したメンバーのひとりは「学生を舐めた代償は大きい。杜撰な値上げなら白紙撤回しかない」と話す。 

 会は3月2日、大学に役員臨席の交渉を申し入れたが、難航している。新学期に入っても明確な時期の告知がないことを受け、4月13日にはメンバー数名が学生生活課の窓口に向かい、状況説明を求めた。同課課長は、学長や理事の出席に関して説明し、依然明確な延期時期が決定していないことを認めた。メンバーは「報道と学生への告知が大きく異なる」と憤る。(水爬虫) 

(本記事は、2026年4月13日に公開したものを改めたものです)              

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