関東鉄道バスの筑波大学循環線が、10月2日(金)から早朝、深夜を含め増便される。早朝時間帯は「第三エリア前」5時20分発右回り、同6時0分発左回りの2便(全日運行)、深夜時間帯は「つくばセンター」23時0分発左回りの1便(全日運行)、さらに日中時間帯に自動運転バスによる6便(平日のみ運行)、合計9便が増便になる(本文の後に増便分の時刻表を掲載しています)。「第三エリア前」5時20分発右回りは、通常のバス停と異なる場所から発車する。なお、これ以外の便については変更はない。

自動運転バスは、昨年度からつくば市、筑波大学、KDDI株式会社と共同で行われていた実証実験が、本格的に営業運転に移行した形になる。関東鉄道株式会社の担当者は本紙の取材に対し、10月から実施する自動運転は運転手が同乗する「レベル2」であり、2027年度じゅうには完全無人の「レベル4」を目指すが、具体的な実施の見込みや時期などは未定だと答えた。自動運転バスの定員は15人で、当面の間、着席のみで運行される。車両の状況によっては、通常の手動運転バスによって運行される可能性もある。
複数の学生へのインタビューによると、「つくば駅付近でアルバイトをしているが、時々終わりが遅くなり22時半ぐらいになることがある。深夜の増便は本当にありがたい」(化学類3年)、「以前、最終の筑波大学循環に乗り遅れたことがあり、40分以上かけてつくば駅から宿舎まで歩いた。つくばの道は暗く非常に怖かったので、増便は助かる」(人文学学位P2年)などと、とりわけ深夜の増便は学生にとっても需要が高いものであることが窺えた。
関東鉄道株式会社への取材によると、確認できた限りで筑波大学循環線の5時台、23時台の運行は初めて。2021年3月末まではつくばセンター22時35分発の便が運行されていた。また、2020年まで東京駅からの深夜高速バス「ミッドナイトつくば号」を運行していた際は、深夜時間帯につくばセンターから筑波大学までの乗車が可能だった。今回の増便はそれ以来の深夜時間帯の運行になる。また、同社によると、増便は「第三エリア前」付近の筑波大学車庫の開設に伴って可能になった。筑波大学車庫は、筑波大学による土地の貸付事業によって開設されている。2023年の国立大学法人法改正によって、国立大学は柔軟な土地の貸付が可能になっている。
〈増便になるバスの時刻表〉
第三エリア前5:20発右回り(全日運行)⇒一の矢学生宿舎5:24⇒筑波大学中央5:27⇒メディカルセンター病院5:34⇒つくばセンター5:40
第三エリア前6:00発左回り(全日運行)⇒第一エリア前6:01⇒大学会館前6:02⇒筑波大学病院東6:06⇒つくばセンター6:15
つくばセンター10:22発右回り(平日運行)⇒筑波大学病院東10:29⇒大学会館前10:36⇒第一エリア前10:37⇒第三エリア前10:38⇒一の矢学生宿舎10:44⇒筑波大学中央10:49⇒つくばセンター11:17
つくばセンター11:32発右回り(平日運行)⇒筑波大学病院東11:39⇒大学会館前11:46⇒第一エリア前11:47⇒第三エリア前11:48⇒一の矢学生宿舎11:54⇒筑波大学中央11:59⇒つくばセンター12:27
つくばセンター14:22発右回り(平日運行)⇒筑波大学病院東14:29⇒大学会館前14:36⇒第一エリア前14:37⇒第三エリア前14:38⇒一の矢学生宿舎14:44⇒筑波大学中央14:49⇒つくばセンター14:17
つくばセンター15:32発右回り(平日運行)⇒筑波大学病院東15:39⇒大学会館前15:46⇒第一エリア前15:47⇒第三エリア前15:48⇒一の矢学生宿舎15:54⇒筑波大学中央15:59⇒つくばセンター16:27
つくばセンター16:52発右回り(平日運行)⇒筑波大学病院東16:59⇒大学会館前17:06⇒第一エリア前17:07⇒第三エリア前17:08⇒一の矢学生宿舎17:14⇒筑波大学中央17:19⇒つくばセンター17:47
つくばセンター18:02発右回り(平日運行)⇒筑波大学病院東18:09⇒大学会館前18:16⇒第一エリア前18:17⇒第三エリア前18:18⇒一の矢学生宿舎18:24⇒筑波大学中央18:29⇒つくばセンター18:57
つくばセンター23:00発左回り(全日運行)⇒メディカルセンター病院23:04⇒筑波大学中央23:12⇒一の矢学生宿舎23:15⇒第三エリア前(終点)23:20