筑波大の体制を象徴する2Bゲートと警備員。しかしそのためのお金はどこから出ているのか? 一般の学生は知る術がないが、それを開示請求で明らかにしようとした学生がいる。本紙はその学生に独占インタビューを行った。(聞き手:天久保さくら)
──そもそもですが、開示請求について教えてください。
国立大は独立行政法人なので、誰でも文書の開示を求めることができます。筑波大の場合はコンプライアンス・ハラスメント対策室という所に書類を提出しますが、まずはミスマッチを防ぐため、書類提出の前に何を開示してほしいのか直接相談に行くと良いでしょう。
──今回の開示請求の内容は?
ゲートの工事請負契約書、警備業務委託契約書、昨年度以降の警備強化とゲート設置決定に至る決裁文書・予算配分根拠が分かる文書です。AIにこういうことが知りたいんだけど、と相談して文書の名前を書きました。
──結果はどうでしたか?
本当は1か月で開示不開示の決定がされますが、忙しいのでもう1か月待てと言われ、2か月後に不開示決定通知書が届きました。あまり期待していなかったので不開示自体には驚きませんでしたが、なんとその理由は「存否応答拒否」、つまり文書があるかないかも言えない、ということです。理由をさらに読むと、あると答えれば、ゲートが設置されていること、警備員がいることそれ自体がばれてしまう、そうなると安全的に良くないということです。私の目ではゲートも警備員も明らかに──威嚇のように存在しているのですが。
──要するに、ゲートがあるかないか、警備員がいるかいないかも大学は言えない。
はい。組織とはそういうものだと言われればそれまでですが、私の感覚では非常に気持ち悪い。ゲートがあるのは誰の目にも明らかなのにそれは言ってはいけない。そもそも、たった1人のためにそのゲートができたのは誰の目にも明らかですが、それも言ってはいけない。総合的に考えてそこに学費が投入されているのは明らかなのにそれも言えない。これはもはや信仰と言って良いのではないでしょうか。
──最後に学生や大学に言いたいことはありますか?
筑波大生の皆さん、2学にある怪しいゲートは大学非公認です。私たちのためにもぶっ壊しましょう。そして近くに武器を持った怪しい人物も立っているので、力を合わせて追い出すべきです。全代会なんかが率先してやって欲しい。大学には、開示請求手数料の300円を返して欲しいです。
──ありがとうございました。

